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静岡県戦没者秋季慰霊祭が県下各地から遺族の方々をお迎えして護国神社で開催されました。
先の大戦では76,000人の県民が犠牲となられ英霊として護国神社に眠っています。
戦後67年が経過した今も遺族の悲しみは癒えることなく、厳粛なうちに式が進められました。
今日の日本の繁栄は尊い英霊の犠牲の上にもたらされたものであることを深く胸に刻み、ご冥福をお祈りすると同時に、平和への誓いを新たに致しました。
PS 〜
例祭の最中には激しい雨と伴に雷鳴が轟いていました。
これは現在の日本の国情を憂い、英霊の皆さんからの私たちに対する警鐘かとも思わせるものでした。
富岡町では町に学校が欲しいという切実な願いから、三春町の会社の廃屋を活用して仮設校舎で開校しています。
仮設校舎は幼稚園、富岡第一、第二の小学校・中学校の5校の共同校舎になっていました。
震災前の児童・生徒数は1,564人であったそうですが、現在は85人のみが在籍しており、他の子どもたちは県内外の多くの学校でお世話になっているとのことでした。
静岡県にも7人が避難しているそうです。
PS 〜
私たち地域でも「学校が無くなると地域が無くなる」と小学校の存続問題に取り組んでいますが、もっと酷しい現実が被災地にはありました。
せめてもの救いは子どもたちの笑顔でありました。
頑張れ福島!!
頑張れ子どもたち!!
視察二日目は震災後の警察活動の調査です。
先ずは県警本部にて概要の説明を受けました。
福島県は地震、津波と合わせて原発事故の複合災害を受け、警察活動も困難極めたとのことでした。
県警本部も被害を受け、現在も立入禁止となっているため、隣の福島署に災害対策本部が置かれています。
全国から特別出向職員として350名が勤務しており、静岡県警からも24名が現地で活躍しておりました。
福島県警の案内で、バスの中で放射能の線量計を渡され
① 双葉署(川俣分庁舎)
② 浪江町
③ 福島第一原発周辺(警戒区域)
④ 富岡町
⑤ 波倉スクリーニング会場
など10km圏内を現地調査しました。
また、福島第一原発まで500m地点にも行きました。
地震被害の片付けもされておらず、ゴーストタウン化した街並みには心が痛みます。
PS 〜
人影のない大熊町の商店街で二頭のイノシシに遭遇しました。
何とも不思議な光景です。
浜岡原発の再稼働の是非を問う条例案が採決され、修正案は賛成17人反対48人、原案は賛成0人反対65人で何れも否決されました。
私が自民改革会議を代表して反対討論をやりました。
主な要旨は
① 原案は法制度上不備な条文が多く実現不可能である
② 修正案は、目的さえも変更され、修正でなく、大幅改正となっている
③ 実施時期を安全対策終了後としているが何年後か不明確である
④ 国の基本政策であり県に権能が無い
⑤ 原発問題は県民投票には馴染まない
⑥ 国の安全指針が未確定の段階では判断基準に乏しい
という理由から、断腸想いで反対討論を行いました。
PS 〜
大変気の重い議会でしたが政調会長として一生懸命とりくんだつもりです。
ただ条例案反対派がそのまま再稼働容認派とみられることは心外です。
今回は県民投票の賛否であって再稼働の是非を議論したわけではありません。
山中教授の医学・生理学賞受賞のニュースでわき返った一日でした。
私のような凡人にはips細胞とは何か理解するのは難しいのですが、再生医療や創薬への利用が期待できる画期的な開発のようです。
つい先日、韓国ではノーベル賞受賞者が無く、将来の授賞を目指して国を上げて基礎研究に取り組んでいるとの報道を見たばかりでありましたので、19人目となる日本人の受賞を大変誇らしく思いました。
何よりも素晴らしいのは山中教授の謙虚な姿勢で、支えてくれた多くの人に「感謝」と心からのメッセージを贈ってることです。
自己主張が強すぎる政治家は大いに見倣うべきであります。
まだまだ実用化には研究が必要なようですが、一日も早く難病治療に効果を上げて欲しいものです。
山中教授、おめでとうございます。
浜岡原発の再稼働の是非を問う県民投票条例の設置を求める議案に対する総務委員会の審査が行われました。
一番広い第四委員会室に会場を移して開催され、議員の傍聴は勿論、マスコミ、一般傍聴者席も満席になりました。
恐らく多くの傍聴者が詰めかけ抽選になるだろうと思っていましたが、拍子抜けした感も否めませんでした。
午前中は請求代表者の鈴木望氏を参考人としてお願いし質疑が進められました。
条例の修正について「始めから想定していた」との発言があり驚いたのは私だけでは無かったようです。
県議会にお願いしたいとの態度は無責任であるような気がします。
本条例案は静岡県は勿論日本の国のエネルギー政策を大きく左右ことになるからです。
ある意味では国の将来にも直結する大問題でもあります。
明日も審議は続きます。
そして、総務委員会の採決もあります。
難しい判断に迫られます。
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昭和24年5月10日生 三島市選出
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